ダイビング四方山話

愛媛県の南西部、西海でのダイビング情報です!

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本日!海日和!!Vol 75「ニコニコ笑顔」

28テンクロスジギンポnakabisyago_2013-08-15
【テンクロスジギンポ】
2月5日は、ニコニコで「笑顔の日」らしい。笑う生き物は人間だけだと言われているが、海の中には、いつも笑っているように見える魚がいる。
テンクロスジギンポがその一つである。口角が上がっているためか、不思議と笑っているように見える。10cmくらいの細長い体をしていて、サンゴに空いた穴の中に住んでいる。顔を出したり引っ込めたりしながら周囲の様子をうかがっているさまは、まるでモグラたたきのようである。
安全を確認すると穴から出てきて食事をするが、その方法が変わっている。他の魚に近づいて、ヒレやウロコをかじりとってしまうのだ。そのために、このような口の形に進化したのだろう。そう思うと、不敵な笑いにも見えてしまう。
なにはともあれ、眉間にしわを寄せていることの多い私としては、テンクロスジギンポを見習い、いつも笑顔で過ごしたいものである。
(撮影地:鹿島)愛南サンゴを守る会 西尾知照
  1. 2017/02/03(金) 21:03:06|
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本日!海日和!!Vol 74「黄金の魚で金運アップ!」

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【黄金雀鯛(コガネスズメダイ)】
明けましておめでとうございます。連載をさせていただいて、もう6年になりました。今年も愛南の海を紹介させていただきます。どうぞよろしくお願いします。
さて、今年は酉年である。海の中には、鳥にちなんだ名前の魚がたくさんいる。これらの名前は、生活スタイルや体の特徴が鳥に似ていることから名付けられたものが多い。スズメダイは体が小さく、群になって生活する様子がスズメに似ていることから、名前が付いたようである。愛南町にも多くの種類のスズメダイが住んでいる。
今回はお正月なので、コガネスズメダイを紹介したい。体長は15cm程度で、やや深いところに住んでいる。鮮やかな黄金色をしており、まさに泳ぐ小判である。イサキの外道として釣れるが、コガネスズメダイばかりが釣れて閉口したことがある。船の上で見ても美しい魚だが、やはり花より団子、イサキの方がうれしい。
話がそれたが、コガネスズメダイは、黄金と鯛で、めでたさも4倍の魚である。今年はみなさんの金運も上がりますように。
(撮影地:鹿島)愛南サンゴを守る会 西尾知照
  1. 2017/01/02(月) 14:34:03|
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本日!海日和!!Vol 73「助六の大掃除」

またまたアップ忘れてました!
すみませんです

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【スケロクウミタケハゼ】
年末の恒例行事として、大掃除をする家庭も多いだろう。家中をきれいにして、気持ちよく新年を迎えたいものである。
家の中をきれいにしたいのは、どうやら人も魚も同じようである。スケロクウミタケハゼは、住み家のサンゴをきれいに掃除して、自分の居場所を作っている。サンゴのポリプも邪魔になるらしく、すっかり取り除いてしまい、白い骨格が見えている。
スケロクを漢字で書くと助六となる。これは、歌舞伎の主人公の名前である。魚の名前を付けた学者さんには、大きな目と赤い模様が、助六の顔に見えたのだろう。
助六は、羽子板や凧に描かれ、正月の飾りにも使われている。今月号の写真は、スケロクとサンゴで、なかなか縁起が良さそうである。正月には、この写真を飾って祝うことにしよう。
(撮影地:鹿島)愛南サンゴを守る会 西尾知照
  1. 2016/12/17(土) 19:55:19|
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本日!海日和!!Vol 72「笑顔」

ハリセンボン2kasima2012_08_24
【ハリセンボン】
「女心と秋の空」とか、「男心と秋の空」など、秋の空はコロコロと変わりやすいたとえとして使われる。逆に「死んだ魚の目」のように、魚は表情がないたとえとして使われることが多い。
長年、魚の写真を撮ってきたが、泣いたり笑ったりしている魚を見たことはない。表情を感じることの少ない魚だが、正面から見ると、どこか見覚えのある人の顔に見えてしまい、思わず笑ってしまうことがある。
笑いは人間の特権だともいわれているが、写真のハリセンボンは、どう見ても笑っているようにしか見えない。笑っているのか本当のところは不明だが、こんな笑顔を見たくてついつい海に通ってしまう。
美しい海の中では、私も笑顔になる。愛南の魚たちもきっと笑っていることだろう。
(撮影地:瀬ノ浜)愛南サンゴを守る会 西尾知照
  1. 2016/11/01(火) 20:24:48|
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本日!海日和!!Vol 71「誰が作ったの?砂のオブジェ」

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【ツメタガイの卵】
10月4日は陶器の日らしい。陶の10はいいとして、器がなぜ4なのだろう。その理由は後で調べることにして、今回は「砂茶碗」と呼ばれている、海底のオブジェを紹介したい。
夏に砂地に潜ると、クルクルと巻かれた、リボンがあちらこちらに落ちている。強く握ると崩れてしまうが、そっと持ち上げることができる。実はこの中に、ツメタガイの卵がたくさん入っている。どのようにして、この形を作り上げるのか、いつも不思議に思う。
ツメタガイを知らない人がほとんどだろう。しかし、砂浜で小さな穴の空いた貝を拾った方は多いのではないだろうか。ペンダントにするのにちょうどよい丸い穴は、ツメタガイが貝の中身を食べるためにあけた穴である。
現代美術のようなオブジェを作り上げる砂の芸術家は、今話題の肉食系女子のようである。
(撮影地:瀬ノ浜)愛南サンゴを守る会 西尾知照

  1. 2016/10/01(土) 21:14:10|
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