本日!海日和!!Vol 75「ニコニコ笑顔」

【テンクロスジギンポ】2月5日は、ニコニコで「笑顔の日」らしい。笑う生き物は人間だけだと言われているが、海の中には、いつも笑っているように見える魚がいる。テンクロスジギンポがその一つである。口角が上がっているためか、不思議と笑っているように見える。10cmくらいの細長い体をしていて、サンゴに空いた穴の中に住んでいる。顔を出したり引っ込めたりしながら周囲の様子をうかがっているさまは、まるでモグラたたきの...

本日!海日和!!Vol 74「黄金の魚で金運アップ!」

【黄金雀鯛(コガネスズメダイ)】明けましておめでとうございます。連載をさせていただいて、もう6年になりました。今年も愛南の海を紹介させていただきます。どうぞよろしくお願いします。さて、今年は酉年である。海の中には、鳥にちなんだ名前の魚がたくさんいる。これらの名前は、生活スタイルや体の特徴が鳥に似ていることから名付けられたものが多い。スズメダイは体が小さく、群になって生活する様子がスズメに似ているこ...

本日!海日和!!Vol 73「助六の大掃除」

またまたアップ忘れてました!すみませんです【スケロクウミタケハゼ】年末の恒例行事として、大掃除をする家庭も多いだろう。家中をきれいにして、気持ちよく新年を迎えたいものである。家の中をきれいにしたいのは、どうやら人も魚も同じようである。スケロクウミタケハゼは、住み家のサンゴをきれいに掃除して、自分の居場所を作っている。サンゴのポリプも邪魔になるらしく、すっかり取り除いてしまい、白い骨格が見えている。...

本日!海日和!!Vol 72「笑顔」

【ハリセンボン】「女心と秋の空」とか、「男心と秋の空」など、秋の空はコロコロと変わりやすいたとえとして使われる。逆に「死んだ魚の目」のように、魚は表情がないたとえとして使われることが多い。長年、魚の写真を撮ってきたが、泣いたり笑ったりしている魚を見たことはない。表情を感じることの少ない魚だが、正面から見ると、どこか見覚えのある人の顔に見えてしまい、思わず笑ってしまうことがある。笑いは人間の特権だと...

本日!海日和!!Vol 71「誰が作ったの?砂のオブジェ」

【ツメタガイの卵】10月4日は陶器の日らしい。陶の10はいいとして、器がなぜ4なのだろう。その理由は後で調べることにして、今回は「砂茶碗」と呼ばれている、海底のオブジェを紹介したい。夏に砂地に潜ると、クルクルと巻かれた、リボンがあちらこちらに落ちている。強く握ると崩れてしまうが、そっと持ち上げることができる。実はこの中に、ツメタガイの卵がたくさん入っている。どのようにして、この形を作り上げるのか、いつ...