海の中は生命力であふれてる!

普段は季節的に北西の風が強くて、メインのビーチポイントはなかなか潜れないのですが、今回はラッキーなことに非常に穏やか。久々にとらや前ビーチでダイビングです。

水温は16.7℃と例年に比べあったか傾向です。が、南国バリ島帰りの身には辛いの?。

ともあれいろいろな生き物たちに巡り会いながら潜ったわけですが、今回気になったのが幼魚の多さです。感覚的にはもう少し水温が上がってからが本格的な幼魚、幼生のシーズンかなと思うのですが、既に産まれまくって(?)いるようです。

サンゴの枝にはミツボシクロスズメダイが群れています。子供たちが枝の間で逃げ隠れする様子は、何ともかわいらしい風景です。
岩場に目を転ずると、体長10?にも満たないヨスジフエダイの子が何匹かのグループで漂っています。寄ると逃げる彼らはとってもシャイな性格です。
砂地で目を凝らすと、ハタゴイソギンチャクの上にマメつぶ大のオドリカクレエビがユラユラ…。懸命にクリーニングのタイミングを計っているようでした。

考えてみるともう少し温かい海の風景のようですが、実際に早春の宇和海で見られる光景です。熱帯域の生物たちがこの地で越冬している姿に、力強い生命力を感じさせられるダイビングになりました。
見方を変えれば、生き物の北限がどんどん変わってきているという、温暖化ネタになってしまうのでしょうが…。

個人的にはヤリイカ(たぶん…)の子供に出会えたのが印象的でした。体長は約3?ほど。最初は何かと思いましたがちゃんとイカの姿をしている(当たり前ですが)ので笑っちゃいました。

例年は震えている時期ですが…

先日ご報告しましたが、暑いバリ島で潜りました。その後でローカルの海を潜ろうと思うと…、腰が重くなるのですが。

例年なら確かにそう思うのですが、今年はあまり感じませんね。超暖冬のせいでしょうか? ローカルルール(?)の「椿祭りの時期はメッチャ寒くなる」というのは今年は当てはまらないかもしれません。

そんなこんなで以下の日程でツアーを行います。この時期はビーチでのダイビングがメインになりますのでご了承下さい。ポイントも状況によりけりで当日の判断になります。

2/25(日)、3/11(日)、3/25(日)、4/8(日)、4/22(日)

詳細はお問合せ下さい! お待ちしています。

寒い季節は南国で…

会員の皆様にはお知らせしておりましたが、2/2よりバリ島へのツアーを行いました。ゲスト7名とともに、寒い日本を離れ、一路赤道直下の南国へ。極楽です。

今回はバリ島北西部のムンジャンガン島で、ユッタリノンビリ楽しもうというツアーです。ムンジャンガン島はドロップオフのポイントが多いのですが、壁沿いにゆっくり流しながら大きなウミウチワを見たり、窪みにいるニチリンダテハゼを見たり、沖に目を転ずればカスミアジやツバメウオなどの群れが流れていきます。かすかに期待されたジンベイザメにはふられましたが…。
タナ上の浅いところでは、ソフト&ハードコーラルがとにかく元気で、華やかな景観が広がっていました。

雨季の最中でしたが1日中降り続けるようなことはなく、ガイドさん曰く「数日前は視界5mほど」とは違って、視界15?20m程の日が続き、日頃の行いの良さを披露するツアーになりました。

写真もアップしたかったのですが、たくさんあるのでご覧になりたい方はショップへどうぞ。お待ちしています!

今回はフルーツが美味しい時期にも当たり、ジャックフルーツやマンゴスチンをはじめいろいろなフルーツがかなり美味! 個人的にはランブータンをたらふく頂けたのが一番ラッキーな出来事でした。