2月、3月のツアー情報

一般的に透明度が増すこの時期は、生き物の観察がしやすくなります。もちろん水温は低いので防寒対策は必要ですが、ドライスーツや2ピーススーツなど何でもご相談下さい。
この時期はご覧の日程でツアーを予定します。状況によっていろいろ変更もありますが、概ねビーチダイブが多いので、エキジットしてすぐ温水シャワーが浴びられます。

2/1(日)、2/11(水)、2/15(日)
3/1(日)、3/15(日)、3/20(金)、3/29(日)


また、3人以上のお申込で日程外でもツアーを受付けますのでお気軽にお申込下さい。

2009年もよろしくお願いします!

新年明けて約2週間が過ぎましたところで、やっとの更新です…。
2009年もイサナダイビングを、西海を、どうぞよろしくお願いいたします。

11日(日)は恒例の初潜り。昨年末の潜り納めとは打って変わって寒波襲来の大荒れの天気。松山からの途中、宇和町付近では車のワイパーが雪を払う始末でした。道路も真っ白、山も田んぼもシッカリと雪の厚化粧。無事たどり着けるかしら…の不安が頭をかすめる行程でした。到着すると案の定、イサナダイビングサービスのある愛南町船越では止まっている車がユサユサ揺れるほどの強風で体も飛ばされそうです。

という事で北西の風を避けるビーチポイントで今年の初ダイブ。昨年末の潜り納めで潜ったポイントの再調査もかねての初潜りでしたが、こちらは風の影響も無く穏やかにエントリーできました。

エダサンゴの群生が広がる群生しているエダサンゴはかなり密生(?)状態で、生き物たちの格好の隠れ家になっているようでした。裏を返せば、我々ダイバーには観察や撮影がしにくく、案外タフなエリアかもしれません。それでも定番のソラスズメダイやイシモチの仲間、チョウチョウウオ類は多く観察され、時期外れのキビナゴの群れも印象的でした。砂地にはダテハゼ類も見かけますし、今回目に付いたのはダイナンウミヘビ。あまり数を見ない生き物ですが、狭いエリアに3個体ほど見かけたので今後ゆっくり観察していきたいです。

初カエルアンコウエキジット間際、水深2m程の所に一尾のカエルアンコウがポツンと座っておりました。「こいつは初ダイブから縁起がいいや?」とお嬢吉三ばりにセリフを吐くと、年頭のご挨拶と共にシャッターを切ったのでした。

エキジットすると雪もちらつき、サービス前は相変わらずのハリケーン状態…。協議の結果、「もう、やめようや」と1ダイブで終了したことは内緒にしておいてください。

ちょうど鏡開きということもあって、お昼は皆でお雑煮をいただき今年1年の楽しいダイビングを祈願したのでした