春の西海は、そりゃ大騒ぎさ!

冬眠ダイバーが次第に目を覚まし始めるこの季節。お恥ずかしながら我々も久しぶりの海でした。
この時期になると、海は冬の透明感は残したまま植物性と思われる浮遊物が多く見られるようになります。春霞みたいなものでしょうか? これからのシーズンに向けて、賑やかになりつつある海を実感できる1コマでもあります。

曇りがちではありましたがまずまずの天候に恵まれ、水温は17℃。これからの水温上昇を期待しながらのダイビングでした。いろいろな生き物の幼魚もちらほら見え始め、カメラ派ダイバーはマクロレンズが手放せない時期になってまいりました。

今回、目を引いたのはユキミノガイでした。外套膜に長い触手がある貝で、有名なところでは外套膜のふちが光るウコンハネガイもその仲間です。小さな岩や崩れた珊瑚の下に隠れているのですが、そっと覗いてみるとその姿を確認することができます。
驚くと殻をパクパクさせて素早く移動したり、長い触手を懸命にバタバタさせて泳ぎ回ります。ミノガイだけに「フラダンスかよっ!!」と突っ込みたくなるわけですが、テンポによっては「阿波踊り」のほうがハマッていることも。機会があればぜひご覧ください。ただ迂闊にリズムに乗ってしまうとその後のダイビング中は「♪チャンカチャンカ…」がず?っと頭から離れませんので要注意です。
他には、なぜか砂地にぽつんと立ちすくむ(立ってるか座ってるか定かではないが)サザエが一人。この辺りでは個体数も少なく、砂地で見ることはめったにないのでヤドカリかと思ってよく見るとしっかり身が詰まっているサザエでした。そう言えば最近食べてないな、と本人(?)を前によこしまなことを考えたりするひと時でした。

今、浅いところの岩場にはシロガヤがビッシリ茂っています。山村暮鳥ではないけれど「いちめんのシロガヤ いちめんのシロガヤ いちめんのシロガヤ …」
これも春の風物かしら…

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