本日!海日和!!Vol 53「磯に咲く花」

kasima2012_08_17_023 (2)

【イソバナとタキゲンロクダイ】
桜の花が各地で満開になり、春の訪れを告げている。海の中の季節は陸上よりも2か月ほど遅れるため、まだまだ厳しい冬である。
夏には海水浴客で賑わう鹿島のコーラルビーチに、人の背丈ほどもあるイソバナがある。水深が25mと深いため、残念ながら海水浴では見ることができない。イソバナはサンゴの仲間で美しい色をしているものが多く、磯に咲く花をイメージしてこの名がついたようである。
しかし、赤い光はイソバナが育つ海底までは届かず、赤色のイソバナは灰色に見え、枯木のようである。撮影のためにストロボの光を当てると本来の色が浮かび上がり、その鮮やかさに魅了されてしまう。
木のような形をしているイソバナは、小さな生き物たちの隠れ家にもなっている。この日も一匹のタキゲンロクダイの幼魚が休んでいた。ダイバーもここに来ると、一年中花見を楽しむことができる。
(撮影地:鹿島)愛南サンゴを守る会 西尾知照

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