本日!海日和!!Vol 66「海のゼンマイ」

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【ゼンマイによく似たウミシダの腕】
ワラビやゼンマイが店頭にも並び、山菜のおいしい季節になった。ワラビやゼンマイは、植物のシダの仲間である。シダの仲間と聞いても、その形を想像できない人も多いだろう。身近なところでは、お正月のお飾りに使うウラジロの葉がある。
海の中には、このシダによく似たウミシダという生き物がいる。ウミシダはあまり動かず植物のように見えるが、ウニやヒトデに近い動物である。周囲の環境が悪くなると、ゼンマイのようにクルクルと巻いた腕を伸ばし、翼のように羽ばたいて泳ぐことができる。
この腕は餌を捕まえる働きもある。何本もある腕を広げて、水中を漂うプランクトンなどをつかまえ、腕の真ん中にある口へと運び食べている。
ワラビやゼンマイは灰汁さえ抜けばおいしくいただくことができるが、形がよく似ていてもウミシダは残念ながら煮ても焼いても食べることができない。
(撮影地:鹿島)愛南サンゴを守る会 西尾知照

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